複雑さとシンプルさの本質

どうも、大地です

 

今日は「複雑さ」と「シンプルさ」について考えていきたいと思います

 

よく最近目にするのは、シンプルなもののほうが、複雑なものよりよいといったものです

果たして、本当にそうなのでしょうか?

 

その物事が複雑か、シンプルかは人間がどのように感じるかで決まります

 

そこで、まず下の図を見てみてください

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どのように感じましたか?

 

では、次に下の図を見てください

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どのように感じたでしょうか?

 

おそらく、1枚目を見たとき「暑そうな色やなー」と感じた人が多いでしょう

そして、2枚目を見たときの感じ方は人によって異なるのではないでしょうか?

「暑そうな色やなー」と感じた人もいるでしょうし、「怖そうな色やなー」と感じた人もいるでしょうし、ほかにもいろいろな感じ方をしたでしょう

 

1枚目はただの赤色で、2枚目はドイツの国旗です

2枚目は、1枚目に黒色と黄色が入った分、複雑になっています

 

ここからわかることは、シンプルなものは人の感じ方を固定し、複雑なものに対しては感じ方に幅が出るということです

 

なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?

 

感情に関する本に、感情には、生まれたときから誰もが持っている「基本情動」と、生まれた後に周りの環境の影響を受けながら持つことになる「高次認知的情動」があると書かれていました

「基本情動」:喜び、怒り、驚き、悲痛、恐れ、嫌悪

「高次認知的情動」:愛、恥、誇り、嫉妬、罪悪感、てれ、羨み

 

ここから、僕は高次認知的情動は基本情動が複数個組み合わさってできるものではないか、と考えました

だから、高次認知的情動というのは人間が勝手に名前を付けただけであり、基本情動こそが人間の感情の根本だと思ったんです

 

そこで、シンプルなものは少数の基本情動に結びついてるから、誰もが同じ感じ方をするのだと考えました

 

そして、複雑のものはシンプルなものの組み合わせでできています

例えば、2枚目のドイツの国旗は、もともとシンプルなものであるはずの、黒色、赤色、黄色が組み合わさって、より複雑なドイツの国旗ができています

 

シンプルなものは基本情動に結びつくので、仮に黒色が恐れ、赤色が怒り、黄色が驚きに結びついてるとしましょう

それらが組み合わさって、ドイツの国旗を見たときの感情ができます

それなら、誰もが同じ感じ方をするはずではないかと思う人が多いでしょう

しかし、環境に影響されてその組み合わせの配分が異なると考えました

例えば、恐れ50%、怒り30%、驚き20%の人もいれば、恐れ30%、怒り20%、驚き50%の人もいると考えたのです

その配分の違いによって誘起される感情に違いが出ると考えました

 

だから、シンプルなものは人の感情を固定し、複雑なものに対しては感じ方に幅が出るのです

 

したがって、本来ならその人がいいと思うなら、複雑かシンプルかは関係ないのですが、現代社会の商品に関しては、なるべく多くの人に売れたほうがいいので、万人受けするためにも、感情を固定できるシンプルなものが好まれるのだと僕は思います

 

今回の記事は少し複雑になってしまったので、万人受けはしなさそうですね(笑)